体内時計 ~睡眠リズムをつくりましょう~

科学誌「サイエンス(電子版)」にアメリカの研究チームが、以下のような研究結果を発表しました。

「体内時計が狂ったマウスと正常なマウスのグループをそれぞれ2つに分け、普通のえさと高脂肪のえさを与えて育てた結果、前者は食べる量をうまく調節できず、普通のえさを食べて育った場合でも高脂肪のえさを食べたマウスと同じように体重が増加し、血液中の脂肪や糖の量も正常なマウスより多かった。」

この研究により「体内時計」の正常なリズムの維持が、生体の正常な機能を保つのに重要な働きをしていることが、あらためて明らかになった・・・。

つまり、「体内時計」が狂ったマウスには「肥満」などの代謝異常が多発するというわけです。

最近では「不規則な生活」を自負している人が少なくありません。

そういう方でも、例えば「睡眠をちゃんととるようにしたら体重が落ちた!」というように、確実にその「成果」は見られるようです。

「体内時計」に深く関わるのが「自律神経」「光」です。

「自律神経」とは、私達のからだを機能させるための「脳からの指令」を伝達させる回路のようなもので「交感神経」と「副交感神経」で構成されています。
たとえば、昼の神経と言われる「交感神経」は胃腸の抑制・興奮・運動を、夜の神経と言われる「副交感神経」は食べ物の消化吸収・リラックスを・・・というように全く逆の役割を受け持っています。

その「交感神経」と「副交感神経」の勤務交代。
この合図が朝日を浴びる(起きて光にあたる)ことなんです。

毎日決まった時間に目を覚ますこと。

これが、「体内時計」を正常にはたらかせている・・・ということになります。

「体内時計」が正常にはたらくことで、「脂肪燃焼サイクル」も正常にはたらきます。

ですから、このからだ本来の機能を無視した生活・・・つまり「食事の時間が不規則」であるとか「睡眠時間が足りない」とか「休日は昼間で寝ている」なんてことを続けていくと、当然、自律神経も乱れ「脂肪燃焼サイクル」も狂ってしまうのです!!

その結果、同じ努力をしても効果の出方に大きな「差」が生じてしまうということになってしまいます。

「どうして短期間でこんなに体重が増えてしまったんだろう!!」

という経験をされた方は、もう1度自分の「睡眠リズム」を見直してみて下さい。

「早寝早起き」「規則正しい生活」・・・などという、まるで小学校に掲げてあるスローガンのような生活ですが、「体内時計」を仕切り直すということが、新たな「肥満対策」になるのかも!

より良い睡眠リズムをつくりましょう!!

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