老廃物を流すという、『リンパの流れ』

より良く保つためにはどうすればいいでしょうか?

そもそも、「リンパ管」ってなんだろう?

全身に網の目のように張り巡らされていて、その管の中の流れている「リンパ液」。
首や、わきの下、股などにある「リンパ節(リンパ管の中継点)」。
これを総称したものをリンパといいます。
リンパのはたらきには、大きく分けて「排泄機能」と「免疫機能」の2つがあります。

▶免疫機能

リンパには細菌などを退治し、体を病気から守るはたらきがあります。
リンパ節がフィルターの役割を果たし、老廃物や細菌をこし取っています。
風邪を引いた時に「リンパが腫れる」なんていいますよね。
また、リンパ球は一度戦った細菌やウィルスの性質を記憶しており、同じ病原菌が再度侵入したとき、抗体を産出してからだを守る生体防御の能力を持っています。
リンパ球は寿命がくれば死滅しますが、この記憶は新しく作られるリンパ球にも延々と引き継がれます。

▶排泄機能(老廃物運搬)

老廃物(毒素・脂肪など)は、通常は静脈に取り込まれて心臓まで戻ってきますが、静脈に入りきらない老廃物はリンパ管に流れ込み、リンパ液となります。
つまりリンパは静脈では回収しきれない老廃物を回収するシステムと言うことができます。
静脈を渋滞している道路にたとえると、リンパは、渋滞の抜け道のようなものです。

リンパの流れが悪いとどうなるの?

体内に水分や脂肪が溜まる ➟ むくみ、肥満、セルライト、ボディラインのくずれ。

老廃物(細菌、毒素)が溜まる ➟疲れ、だるさ、肩こり、セルライト、風邪、肌の調子が悪い。

流れが悪くなる(滞る)原因はいくつかあります。

運動不足

筋肉を動かすことで、血液やリンパ液が流れます。
運動をしないと、リンパ管に圧がかかることがないので、滞ってしまいます。
いつも座ってばかりで、足がむくむという女性も多いと思います。
そんなときは足首をくりくりと動かすだけでもリンパは流れます。
生活のなか、少しでもいいのでからだを動かすクセをつけましょう。

冷え性

体温が低くなると、血液の循環も悪くなります。
血液の循環が悪くなるとリンパの流れも影響を受けてしまいます。

ストレス

ストレスは、自律神経に悪い影響を与えます。
自律神経は血液の流れをコントロールしているので、ストレスを受けると血管が収縮するので、筋肉も緊張しリンパは流れにくくなります。

体重計の数字だけに縛られたダイエットではなく、きちんとからだの機能を把握したうえで、その機能を整えていくダイエットを実践していきましょう!!

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